和の素材にとことんこだわったばすそると「和そると」のふるさとを尋ねる旅、第3弾。
「和そると」シリーズに欠かせない「お塩」の産地、能登半島の最北端、珠洲(すず)市に行ってきました~
能登空港は、NHKのドラマ「まれ」一色!
なんと希のバイト先、朝一食堂「まいもん」のセットも!
能登のおいしいものが堪能できそう♥ですがお食事は出来ません。残念。
お塩で有名な珠洲市には、お塩づくりの工房がたくさん。
今回訪れたのは「和そると」にも使われているお塩を作っている小谷内祥治さんの工房です。
小谷内さんの工房では、機械で安く大量生産できるお塩ではなく、「少し高くても高品質で体に良いものを創りたい」との思いから、昔ながらの製法でお塩を手作りしています。
安心してお塩を買ってほしいから、工房の隅から隅まで全て見学することができます。
(見学をご希望の際は、事前に工房へお問い合わせください)
工房の目の前には、日本海の鮮やかなブルーの海が広がります。
さっそく、お塩づくりの工程を見せていただきました。
まずは、よしずを使って海水の濃度を凝縮。
1.海水をシャワーのように上から降らせる
↓
2.海水がよしずのあいだをゆっくり流れる間、太陽の熱や風で水分が蒸発する
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3.塩分濃度が高くなった海水をタンクにもどし、またよしずに降らせる…
この工程を10日間くらい繰り返します。
その海水を、薪をくべた大きな平釜で煮詰めると…
アクが出てきますので、丁寧に手作業で取り除く作業を2~3日繰り返します。
工房を訪れたのは夏前の5月でしたが窓を開けていてもこの室温!
かなり体力を使うお仕事です…。
出来上がったのがこちら!2~3週間もかけて、お塩の結晶が完成します。
(写真は小谷内さんの工房 新海塩産業様からお借りしました)
出来上がったお塩に、異物が入っていないかチェック。
すべて手作業ですが、本当に素早い!熟練の技ですね~
職人さんが心を込めて、昔ながらの製法で丁寧に作り上げたのがこちらの「のと 珠洲塩」。
小谷内さんの工房や、市内のお店で買うことができますよ!
ただしょっぱいだけじゃなくて、ほんのりと甘味がありとってもおいしい!
天ぷらにつけたり…シンプルに魚の塩焼きに。たきたてのご飯に塩むすび、もいいですね!
お酒好きなら、日本酒のアテに。お刺身につけても良いんだそうです。
小谷内さんの工房のサイトでは、お塩の特性に合わせたお料理が紹介されています。
▼お腹がすいているときは【閲覧注意】です
http://www.suzutennen-shio.jp/user_data/recipe.php
「和そると」は、新海塩産業さんの「珠洲の塩」と日本国内の良い素材にこだわってつくった、日本のばすそると。
自分で楽しむも良し、ちょっとしたプレゼントにもおすすめです♪